2016
03/14
月
そこで、公務員予備校の「GD模擬体験」に行ってみました。体験の参加者は12名(新卒や既卒、社会人経験者)で、6人ずつのグループに分かれ、2つのグループが交互にGD体験とGD観察を行う形式でした。他方のグループのGDを観察していると「あれ?ブレスト(※)じゃん!」と感じました。この気付きで、GDに対する不安は払拭できました。臆することはありません、GDは、社会人経験が生きる試験形態です。…関連ブログ【社会人枠、4つのお得!…公務員への近道!?】
ブレストは、民間企業(特に外資系)で頻繁に使われる会議手法です。結論ありきではなく、「参加者の知識・経験・情報を持ち寄って、様々な可能性を検討して、企画の方向性を作るプロセス」です。このプロセスによって、自分の知らない知識を補い、様々な可能性を検討することで、上司や上層部の指摘や質問にも耐えられる企画が作れます。
※:ブレスト=ブレインストーミング(Brainstorming)→ウィキペディア解説
『ブレインストーミングの4原則』…ウィキペディア引用(一部改変)
①判断・結論を出さない(結論厳禁)
自由なアイデア抽出を制限するような、判断・結論は慎む。判断・結論は、ブレインストーミングの次の段階に譲る。但し、可能性を広く抽出するための質問や意見ならば、その場で自由にぶつけ合う。例えば「予算が足りない」と否定することは正しくないが、「予算が足りないがどう対応するのか」と可能性を広げる発言は歓迎される。
②粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
誰もが思いつきそうなアイデアよりも、ユニークで斬新なアイデアを重視する。新規性のある発明はたいてい最初は笑いものにされる事が多く、そういった提案こそ重視すること。
③量を重視する(質より量)
様々な角度から、多くのアイデアを出す。一般的な考え方・アイデアはもちろん、一般的でなく新規性のある考え方・アイデアまであらゆる提案を歓迎する。
④アイデアを結合し発展させる(結合改善)
別々のアイデアをくっつけたり一部を変化させたりすることで、新たなアイデアを生み出していく。他人の意見に便乗することが推奨される。
…より詳細なブレストのコツは、【GD合格への近道「ブレスト解説動画(10分弱)」】をご覧ください。
上記を気をつければ大丈夫です。無理にリーダーやタイムキーパーになる必要はないです。短い試験時間(30分程度)で「自分の知識や経験を提供し、他人を否定しない。ピリリと存在感のあるアイデアを2~3回」言えれば、充分です。「新卒時に、このスタイルに気付いていれば…」と思いつつ、ちょっと大人になっていた自分に気付き、これまでの経験に感謝しました。

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BEFORE「内定辞退の実態、鉄則は「迅速に…」」
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