2016
03/07
月
≪3自治体共通の時間設定≫
どの自治体も共通で「1回目の面接(20~30分間)」が終わって、トイレ休憩(5分間)の後、スグに「2回目の面接(20~30分間)」が始まりました。短い休憩なので、1回目に「答えた内容」を振り返ったり、ドキドキを落ち着ける余裕はありませんでした。
≪1回目と2回目の面接比較≫
☆面接官☆
面接官の人数は、各回とも一緒でしたが、構成は、1回目は「若手~中堅職員」、2回目は「中堅~ベテラン(上席)職員」という違いがありました。
☆雰囲気☆
1回目は、私(受験者)と面接官の年齢が近いこともあり、比較的「和やかな雰囲気」でした。話の流れで、相互に冗談や笑いも出て「合格への手応え」を感じました。会社で例えるなら「先輩社員とのミーティング」のような感じでした。
2回目は、面接官の構成が「上席かつ年齢が上」であり、自ずと「厳粛な雰囲気」になりました。当然、冗談や笑いは起こりにくく、「THE 圧迫面接」でした。会社で例えるなら「組織長の主催する会議体、もしくは幹部への報告会」のような感じでした。
☆質問内容☆
「職務経歴書に関する質問」は、基本的に1回目も2回目も「同じ切り口」でした。当然「違う面接官」なので、同じように回答しても、追加質問や話の流れは異なってきます。特に2回目は「追加質問の内容」も厳しく、返答に矛盾が無いか吟味されている感じでした。
「職務経歴書以外の質問」は、1回目と2回目とでは「バラバラな切り口」でした。1回目の質問は「現職への入社経緯や仕事上のエピソード、趣味や子育て」という答えに窮さない内容でした。一方、2回目の質問は「現職を退職する理由、本当に入庁するか?、収入面の話」など、答えにくい内容=矛盾が無いように丁寧に答える必要がありました。特に「会社に退職を切り出す手順」を詳細に質問され、曖昧な返答に対して「これまで世話になった会社に失礼じゃないか!」と一喝された際は、スグには次の言葉が見つかりませんでした。(一喝された自治体も試験結果は「最終合格」でした。圧迫質問&手厳しい雰囲気だからと言って、落ち込む必要はありません!…関連ブログ【社会人経験採用、合格不合格「3勝1敗」】)
≪連続面接の目的≫
連続で面接させることで、受験生に振り返りの時間を与えずに、素の返答を引き出し、「職務経歴書の記載に違和感が無いか?」や「1回目と2回目の返答に矛盾が無いか?」をチェックされたと推測します。また2回目の面接で、1回目の面接からの立ち直り具合・切り替え能力を測っているとも推測します。
≪2回面接の目的≫
面接官の構成が異なる面接を2回設定して、受験生の「上下関係が不明確な会議体」と「上下関係がハッキリした会議体」での立ち振る舞いをチェックされたと推測します。
ちなみに、2つの自治体では「同日にグループディスカッション(GD)」も行われましたが、GDでは「上下関係の無い、完全にフラットな会議体(=NPOや民間企業との折衝)」での立ち振る舞いをチェックされたと推測します。
≪対策≫
①事前対策
職務経歴書の記載内容を見直し、関連事項も含めて「矛盾が無いか?誤解される内容が無いか?」を確認する。…関連ブログ【自己PR①スグできる「あなただけのエピソード」】
そのために、職務経歴書を用いた模擬面接を行う事が望ましい。その際、圧迫質問へのストレス耐性を身に付けると良いです。
②当日対策
1回目の面接で上手くいっても失敗しても、動揺しない!2回目の面接は「面接官が変わる=環境が変わる」ので、驕ったり気落ちしたりすることは厳禁!気持ちを切り替えて、2回目の面接に臨みましょう!

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