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働きながら公務員試験‼︎ 〜ロスジェネの転職〜

2016 03/03

「面接のポイント:端的,面接官,堂々」+練習法紹介

公務員試験の合否を左右する「面接」。特に「社会人採用」では、教養試験や論文試験より、面接における配点の方が重くなっています。つまり社会人経験を問う上で、筆記試験よりも「面接=対人能力」を重視していると言えます。面接で重要なポイントは、たった3つです。質問に対して「①端的に、②面接官に伝わるように、③堂々と」返答することです。なぜ3点が大切なのかはブログ記事【「面接官の視点」…実は、あなたも頻繁に体験!?】を参照してください。

また通常、社内面接等では「返答内容の妥当性」が問われますが、公務員試験を含め入社試験では、返答の内容よりも「返答する姿勢」こそが問われています。その姿勢から、面接官は「この人と一緒に働けるか?」を判断しています。以下にポイントの解説・練習法を紹介します。

ポイント①「端的に」とは?
≪意味&コツ≫
限られた時間の中で「対人能力」を示すには、会話のキャッチボールを交わす事が一番有効です。あなたが話し過ぎても、キャッチボールは成り立ちませんので、端的に返答することが望ましいです。また始めから詳細に話し過ぎると、その後のキャッチボールで「話すネタ」がなくなります。これを防ぐためにも「端的に」話すことが大切です。コツは、質問に対して「1分以内で返答」することです。

≪練習法≫
まず最初に「志望理由」を話す時間を計測しましょう。内容は、面接前に提出する履歴書に書いたもので構いません。計測して長過ぎたり、短すぎたりした場合は、履歴書から内容を増減させて話してみてください。およそ1分の返答は、文字換算で300字程度です。
次に「あなたの長所」「あなたの短所」「あなたの職務内容」について、アドリブで返答し、その時間を計測してみましょう。この練習は返答内容を詰めることが目的ではなく、「1分はどれくらいなのか?」を体感し、端的に答える癖を付けることが目的です。

ポイント②「面接官に伝わるように」とは?
≪意味&2つのコツ≫
面接では「採点者である面接官」に、あなたの考えを伝えることで、初めて得点に繋がります。つまり「伝わってナンボ!=聞き手重視」の視点が大切です。
第一のコツは、始めに「結論」を話した後に「理由」を話すことです。これにより、面接官は「あなたの結論」を最初に聞け、その後の「理由=あなたの考え」をスムーズに理解できるようになります。また、この順序は、あなた自身にもメリットがあります。これまでに、友達と話していたら「自分の結論」が分からなくなった経験はありませんか?このような事態を防ぐため、最初に結論を固定することで、それに相応しい理由を探すように思考を制限でき、結果として発言がブレにくくなります。
第二のコツは、理由を話す際に「理由は、2つ(もしくは3つ)です」と宣言することです。宣言によって、面接官は、理由の理解度が上がりやすくなり、また「あなたが理路整然としている印象」を持ってくれます。加えて、あなた自身も「アレもコレも」と考える心理的な負担が無くなり、スムーズに返答しやすくなります。ちなみに理由の数は、限られた時間ですので「2つ」が望ましいと思います。

≪練習法≫
普段の会話で、第一と第二のコツを実践しましょう。慣れる事が一番の近道です。

ポイント③「堂々と」とは?
≪意味・コツ≫
上記①②が実践できても、背筋が曲がって、か細い声の返答では、面接官の納得や共感を得られません。「背筋を真っ直ぐにして、大きな声で返答」しましょう。コツは「胸を張って、顎を引く姿勢を取り、10メートル先の人にも聞こえる声」を出すことです。

≪練習法≫
面接会場をイメージして、部屋の真ん中に椅子を置き、そこに座って話す自分をビデオ撮りしましょう。ビデオの位置は「自分から5メートル前(=面接官から見える風景)」に置きましょう。ビデオを確認する際には、自分の姿勢や声の大きさをチェックしましょう。そして気になった点を意識して、もう一度ビデオ撮りをしましょう。これを二・三回繰り返すと、他人から見える自分の姿を修正することができます。

面接
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