2016
02/17
水
実力・弱点を明確にする過去問(試験本番を意識した問題形式)として「社会人が受けられる公務員試験 早わかりブック(資格試験研究会)」の「過去問模試」をオススメします。理由は3点、第一に「過去問を解いたら、すぐに現状の合否可能性を把握できる」、第二に「分野別学力の把握や分析ができる」、第三に「分野別に、心構えや勉強方法が例示されている」点です。つまり、すぐに実力・弱点が分かり、その日に対策まで立てられます。実際の使い方は、私の経験を踏まえた「#1~4の手順」を参考にして下さい。
【#1:設定時間で「過去問模試」を解く】
五肢択一式の問題45問を、1時間45分で解答。一問2分強の時間配分ですので、かなり焦ります。何とか時間内に全問答えました。結果、私の正解率は「53%」でした。…全45問中で、24問正解
→この正解率は、本命自治体で「ギリギリ通過できる率(基準点)」でした。つまり、当日の出題によって合否が揺れる状態で、教養試験対策が必要と判断しました。
【#2:弱点分野を見つける】
分野別正解率は…
①社会科学(5/11:正解率45%)
②人文科学(5/6:同83%)
③自然科学(2/5:同40%)
④文章理解+資料解釈(7/11:同64%)
⑤判断推理+数的処理(5/12:同43%)
私の傾向は「②と④で点数を稼ぎ、①と③と⑤で点を落とす」と分かりました。また合否は、問題数の多い「①社会科学」と「⑤判断推理+数的処理」が握っていることに気付きました。
【#3:「実力判定&学習アドバイス」を読む】
総合得点(24点)のアドバイスは「合格ラインです!確実な得点力を身につけましょう」に該当しました。しかし「①社会科学」では「得意なのは特定科目だけ?全般的な得点力アップをめざそう」と厳しく、「⑤判断推理+数的処理」も「基本から勉強!コツをつかめば得点は、すぐに伸びます」というコメントでした。
【#4:分野別の対策を決める】
上記#2・3を踏まえ、分野別の対策を決めましょう。大事なことは「公務員試験は満点を目指す試験では無い」ことを踏まえ、時間対効果が見込めない分野はバッサリ切り捨てる事です。私の対策は下記に示しますが、詳細は各ブログ記事を参照ください。
①社会科学は…
「通信制講座を受講し、政治経済の体系的知識を得てから過去問演習する」としました。→【社会科学ブログ記事へ】
②人文科学は…
基礎学力があるので「何もしない」としました。
③自然科学は…
範囲が広すぎるので「何もしない」としました。
④文章理解+資料解釈は…
読解能力や英語力が錆びない程度に、また時間短縮のテクニックを身につけるべく「問題に触れる」としました。→【人文科学ブログ記事へ】
⑤判断推理+数的処理は…
基礎から勉強できる「予備校編問題集」を始めました。→【判断推理+数的処理ブログ記事へ】

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