2016
01/27
水
門切り型の自己PRでは、競争率が10倍を超える社会人枠では、合格できません。自分の経験を、自分の言葉で紡ぎましょう。そうして作った自己PRであれば、「圧迫面接」でも、自信を持って受け応えできます。
ところで「私には、誇れる経験は無い」と考えていませんか?あなたの経験は「あなたの五感で、あなたが動いた証」です。つまり、あなたしかできない経験です。その経験を掘り下げれば、自ずとあなただけの魅力を見つけられます。騙されたと思って、まず「♯1~6の手順」で、自分の経験を掘り下げてください。すぐに、圧迫面接にも耐えうる「経験(エピソード)に裏打ちされた自己PR」が生まれます。
【♯1単語で良いので、エピソードを挙げる】
これまでの人生における「エピソード」を、学生時代と社会人時代に分けて、幾つか書き出してください。そして、それぞれの時代で一番印象深いエピソードを一つずつ選んでください。選んだら、そのエピソードに♯2〜6の順番に情報をプラスしていきましょう。
例…自分の営業スタイル作り
【♯2「背景情報」をプラスする】
①いつ(年月期間)
例…前職2年目、5か月間
②どこで(環境)
例…A県B市
③どの立場で(役割)
例…営業職として
④誰と(周囲の人)
例…代理店と協力して、先輩の指導を受けて
【♯3「本質」をプラスする】
⑤何のために(目的)
例…他社契約からの切替を狙い、得意先へのアプローチ方法を変える
⑥何をした(事柄)
例…提案型営業を考えて、実践した
【♯4「頑張った点」をプラスする】
⑦どうした(工夫・努力)
例…「得意先のニーズ聴取→仮説→仮提案→改良→本提案」のステップを踏む
【♯5「結果」をプラスする】
⑧どうなった(成果)
例…新規契約を獲得した、成功手法を他の得意先でも活用した
⑨どう思った(反省)
例…スピード感と精度を上げると、さらに良い
⑩何を得た(得られた力)
例…得意先に合わせた営業力
【♯6「箔」をプラスする】
⑪どう思われた(第三者の評価)
例…上司に褒められた、社内表彰に繋がった
ここまでが「エピソードの掘り出し」です。次の♯7~9で「エピソードの切り出し」を行いましょう。
【♯7自己PRの「キャッチフレーズ」】
端的な自己アピールとなる「キャッチフレーズ」は、上記「⑩何を得た(得られた力)」の部分です。例で言えば「得意先に合わせた営業力」となります。恐らく、掘り下げる前には思い付かなかった「あなたの力」が見つかったはずです。自己PRは派手な成果である必要はなく、経験(エピソード)に裏打ちされた内容であれば、読み手や面接官の心に響き、また圧迫面接でも理路整然と答えられます。
【♯8あなたの「長所・短所」も見つかる】
学生時代と社会人時代のエピソードを見比べてください。見比べると「共通点」が見つかるはずです。その共通点は「あなたの長所・短所、大切にする価値・基準」です。
【♯9用途別に「アレンジ」する】
エピソードを「履歴書用の簡潔文章、経験論文用の詳細文章、面接用の簡潔な話し言葉」にアレンジしましょう。それぞれのリンクページで、アレンジ方法を確認してください。
→自己PR②「履歴書用の簡潔文章」へのアレンジ(準備中)
→自己PR③「経験論文用の詳細文章」へのアレンジ(準備中)
→自己PR④「面接用の簡潔な話し言葉」へのアレンジ(準備中)

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